と思ったのでエアコン掃除をしてみたよ。っていう記事です。

正直去年の冬くらいからなんか臭うとは思っていたのですが、掃除するの面倒だし業者さんを呼ぶのも手間だなぁ。ってことで放置していました。
ですが、いよいよ夏に差し掛かり、除湿にしても冷房にしても臭ってきて、人呼ぶのもはばかられるなぁと思い、掃除に踏み切りました。
4年間使っていて初の掃除となりました…
見た目はこんな感じ…

カビついてますし、ファンなんかは特に汚れてますね…
そしてこれを掃除した後の水がこれです。

あまりのひどさに愕然としましたが、臭いもなくなりましたし、気兼ねなくエアコンを付けられるようになって良かったと思います:)
さっそくですが順を追って写真とともに説明していきますね。
(未来の自分のための忘備録を兼ねまして)
もくじ
用意したもの

くうきれい
オレンジスプレー
エアコン掃除用ブラシ
ペットボトルの水かけ―る
ゴミ袋
ガムテープ
計5,000円くらいでしたが、安くしようと思えばオレンジスプレーを100均にしたりして安く済ませられると思います。
ですが、どうせやるなら徹底的に!って思ってたのでいいやつを買い揃えちゃいました。
くうきれいはエアコン掃除用の汚れ取り&洗い流し用の商品です。
調べた中で一番コスパがよさそうだったので、これを使いました。
噴射するとムース上になって汚れ(カビ)を浮かしてくれるやつです。
噴射ノズルが長いので、エアコンの奥の方の汚れまで届くのがグッドポイントです。
オレンジスプレーは、送風ファンの汚れをより徹底的に落とすために購入しました。
油汚れからカビまで、どんな汚れにも効く!との謳い文句に載せられてみた形です。
エアコン掃除用ブラシは、エアコン内部の形に添って先端部分が曲がってくれる代物です。
やるからには奥の汚れまで根絶してやろうと思ってたので購入。
ペットボトルの水かけーるは、くうきれい付属の洗い流し液じゃ絶対に足りないとのレビューを見たので購入。
これがなかったら…と思うほどに活躍してくれました。
ゴミ袋とガムテープは養生用です。
袋は予備の水受けに、ガムテープは2つの水受けの補強用として使いました。
作業手順
カバー、フィルターを外す
さて、早速作業に移っていきます。
まずは忘れないうちにコンセントを外しておきましょう。
そしたらカバーを外していきます。


バコッとカバーを開け、フィルターを外します。ひどい埃です…
フィルターは汚れ落ち待ちの時に掃除するので、いったん風呂場に放置します。
開いたついでにこのカバーも外してしまいます。

エアコンの機種によって外し方が異なるので、説明書を引っ張り出して壊さないように丁寧に外しましょう。
最後に送風口のパカパカする部分を外します。

まずは真ん中の留められている部分を外します。
機種によってはピンで留められていたりするみたいですが、自分のものは奥⇔手前方向に引っ張ったら外れました。
真ん中が外れたら、しなりを利用してうまいこと外していきます。
※カバー関係の外し方は機種によって異なるので、絶対に説明書を見て正しい手順で作業しましょう。
壊してしまっては本末転倒ですので…
養生する
さて、カバーも外れたので養生をしていきます。
この養生を適当にやっちゃうと後々痛い目を見るので、焦る気持ちを抑えて丁寧にやりましょう。
くうきれいに水受け用の袋が付いているので、これをエアコン本体にくっつけていきます。
水受けになるので、水が漏れてきそうなところを囲うようにくっつけていきましょう。
ちなみに両面テープが張られているので、下準備なしに貼ることが可能です。

こんな感じの見た目になりました。
右側の電子部分も忘れずにカバーしておくのを忘れずに!
ここに水がかかると故障の原因になります。


※このカバーの隙間を見落としがちなので要注意です。
ここからも水が垂れてきますので、ここもしっかりと囲うようにしましょう!
自分はここを見落としていて酷い目にあいました…
エアコン周りを養生したら、次はコンセントの養生をしましょう。
万が一水が垂れてきて、中に入り込むと大変なことになりそうなので、ビニール袋などでしっかりとカバーしておきましょう。
後は、エアコン周りの養生だけで不安な方は、床付近に別の水受けを設置しておくと良いでしょう。
自分は初めてだったので、予備のものも設置しておきました。
汚れ落としを吹き付ける
養生が済んだので汚れ落としを吹きかけていきます。
まずはオレンジスプレーを送風ファンに吹きかけます。
ファンは回転しますので、1周させながら丁寧にやりましょう。

そうしましたら、くうきれいのムースの方をかけます。
ムースはエアコンの奥の方を中心にスプレーします。


こんな感じで全体に行きわたるように吹き付けます。
割と奥の方まで突っ込んじゃっても平気でした。
これで余るようならば、再びファンにかけても良いですし、最初に外した送風口のパカパカに吹きかけても良いですね。
30分くらい放置して汚れが落ちるのを待ちます。
汚れが落ちるのを待ちつつフィルターの掃除
さて、汚れが落ちるまでの間の時間を利用して、埃だらけだったフィルターを掃除します。


こんなに埃だらけで、触るのが嫌だったので、掃除機で吸いました。
掃除機で大体吸い終えたら、あとは水で流しちゃいます。

水洗いが終わったら、窓際などの風通しのいいところで乾燥させましょう。
乾燥させないとカビの原因になっちゃいますので…
洗い流す
汚れ落ち待ちの間にフィルター掃除を終えたら、いよいよ汚れを洗い流していきます。

まずは、くうきれいのリンスの方を使って流していきます。
…全然足りませんが、ある分は活用して出来るだけ流しちゃいましょう。


事前情報通り、こんな感じで案の定足りませんでしたので、ペットボトルの水かけ―るでさらに丁寧に洗い流していきます。

500mlのペットボトルに水を汲み、吹きかけ、汲み、吹きかけ。を繰り返すこと40分ほど…
水があっという間に無くなるので、キッチンとリビングを何往復もしました…
2リットルペットは大容量な分、取り回しが悪くて使うのを断念。
1リットルくらいのペットボトルがちょうどいい気がします。
努力の結果きれいになりました!

そんな苦労をしながら出てきた汚れが、冒頭でも見て頂いたこれです。
真っ黒な水が多分5,6ℓくらいはあったでしょうか。


カビが解けて黒くなるのかな~なんて思ったら、カビの塊がびっしりと…
とんでもない空気を吸ってたみたいです…
水を捨てる
カビ水は撮影したら用はないので、さっさと捨てちゃいます。
自分は、袋の底に穴をあけて、お風呂の排水溝に直接流れ込むようにして捨てました。
水が流れ出た後はカビがびっしりくっついた袋だけが残りますが、こいつはすぐにゴミ袋に入れて、ごみの日にポイです。
送風運転を数秒
さぁ、ここまでくるとエアコンの掃除は終わったようなものです。
エアコンに新たなゴミ袋をかぶせ、内部に残った水分を吹き飛ばします。
袋で送風口を覆ったら、送風運転、なければ冷房なり暖房なりで水気を飛ばしましょう。
明確に時間は計っていませんが、袋に水滴がつかなくなるまで送風を続けました。

止めた後にエアコンの送風口付近に水滴がついているので、それをふき取って乾かすのは終了です。
使ったゴミ袋と、コンセント周りなどの養生したものは不要ですので捨てちゃいます。
フィルターとカバーを付ける
最後のステップです。
水洗いをして、もう乾燥しているであろうフィルターを取り付け、カバーをはめて終了です。

想像以上に長い戦いでしたね。おつかれさまです。
所要時間は2時間!
初めてで、動画などを見ながらやっていたこともあり、2時間もかかってしまいました。
・送風口カバーを外すことと(説明書に外し方が書いてなかった)
・汚れを洗い流すこと(流す用の水が足りなくなり、何往復もする必要があった。)
動画で見るとあっという間に出来そう!と思っていましたが、慣れていたり、編集で早巻きしてるからそう見えるだけだと実感しました。
あと、エアコンが高い位置にあるため、ずっっっっと背伸びしながらの作業(人によっては足場が必要かも)が大変だったり、汚水の入った袋を外す作業(自分の場合は5,6kgくらい)なんかもかなり緊張感溢れる作業だったと思います。
失敗したこと
養生をしっかりしなかったこと。これです。
手順のところでも書きましたように、エアコンのカバーの隙間があるのです。
私はそこをすっかり見落としていて洗い流す段階で、その隙間からダラダラと水が滴ってきてしまいました。


幸い、保険として床付近に別の水受けを作っていたので大ごとにはなりませんでしたが、それでも壁に汚水が付いたりして後処理が大変だったので、このカバーの隙間には要注意です!
気を付けたいこと
出てきた汚水が5,6kgになったと話したように、長い間掃除していないと汚水が相当溜まるはずです。
そうなると水とはいえかなり重くなって、汚水受けの袋が重さに耐えきれずに、床にまき散らかる可能性もありそうだと思いました。
くうきれいに付属の袋に両面テープはついてるものの、それだけだとちょっと心もとないので、ガムテープとかで補強しないと悲惨なことになるかもしれません…
エアコン掃除をしてみて
初めてエアコン掃除をしてみましたが、思っていたよりも重労働だったな。と感じました。
動画で見るとあっさり終わっていたのにな???と思いながら作業していました…
思ってたよりもエアコンの位置が高くて、足場も用意していなかったので、背伸びしながらの作業を強いられたのもなかなかキツかったです。
それに、養生をミスって壁に付いた汚水の処理に追われたりと、まあ初回はこんな感じかな…
という手際の悪さもあって、重労働に感じたのかもしれません。
とはいえ、2時間5000円くらいで全くカビの臭いが気にならなくなったので大満足でした。
掃除大好き人間なのもあって、作業はキツくても楽しめましたし:)
そして当然ですが、掃除中はエアコンをかけられないので、夏場に汗だくになりながら作業すること間違いありません。
ですので、本格的に暑くなる前にやってしまってよかった!とは心底思いました。
エアコンがなんかカビ臭いかも?と思っている方は、早めに掃除することをおすすめします。
汚れが溜まりきってからの掃除はこりごりだと思った私からのアドバイスです。
掃除が好きな方はぜひ!汚れがごっそり取れる快感が味わえます:)
その汚れを吸っていたのかと思うとゾッとしますが、やる価値ありです。
掃除しなきゃ汚れた空気のままですしね…
私が使ったグッズたち
自分で掃除するのが面倒な方は業者さんに頼むのもあり
先ほども言ったように、エアコン掃除はかなり大変な作業だと思いました。
道具類は5000円ほどで買い揃えられましたが、2時間かかってますしね。
プロに頼むと、多少値は張りますが素早く確実に綺麗に仕上げてもらえるので、掃除が嫌いな方や時間と労力をセーブしたい方は、思い切って頼むのも1つの手だと思います。
ユアマイスターというサイトで、自分の住んでいるエリア付近で、評判の良いエアコン掃除などのクリーニング業者さんを検索できるのでおすすめかと。
通販感覚で各業者さんの口コミをチェックできて、エアコン掃除業者さん選びに使えるので、興味のある方は覗いてみてください。