みなさん英語学習は順調に進んでいますか?
単語1つ覚えるだけで、今まで理解できなかった文章が読めたり、語彙問題が解けるようになったりと、
1番効果を実感できるのが英単語の勉強ですよね。
そして英単語勉強に必須なのは単語帳。
英語をマスターするには名詞だ!動詞だ!いやいや前置詞だ!と議論が絶えませんが、
1つ共通するのは、それらはすべて単語帳で学べるということ。
単語帳なしで英語を勉強しようとするのは、
食材について何も知らないのに料理を作ろうとするようなものです。
食材それぞれの味と特性を知らずに作った料理がとんでもないことになるように、
単語を知らずに作った文章は、ひどくレベルの低いものになってしまうものです。
だから単語帳は全英語学習者が持つべき必需品なのです。
ですが、世の中には星の数ほど、とは言いませんが、膨大な数の単語帳が存在します。
その中から1冊。私の語彙力を底上げしてくれた単語帳と、その使い方をご紹介します。
英単語ターゲット1900
通称、ターゲットです。
私が愛用している単語帳。絶大な信頼を置いています。
こちらはTOEICに特化した単語帳ではないのですが、基本的な単語からちょっとマニアックな単語まで網羅しており、大学入試からTOEICまで全部対応できちゃうという万能な単語帳です。
おすすめする理由
使用頻度、品詞ごとにまとまっている
単語の様々な使い方が分かる
例文が載っている
分野ごとに単語をまとめていたりしている単語帳がありますが、
個人的にはどうも使いにくい印象があります。
品詞ごとにまとまっている
まずは目次を見てみましょう。
知らないとマズい基本単語
知らないとスコアが伸びない基本単語
知ってると差がつく単語
言葉は違いますが、こんな分類がされています。
この難易度別の大きな分類の中でも、動詞、形容詞、名詞と品詞ごとに小さく分類されています。
ここがいい点ですね。
色々な品詞の単語をただズラ―っと並べられても頭に入って来づらくないですか?
例えば
success 成功する
verb 動詞
aesthetic 美的な
estimate 見積もる
ratio 比率
stem 幹
……
どうですか?いろんな品詞が混ざっていて気持ち悪くないですか?
それよりも
say 言う、書いてある
see 見る、分かる
success 成功する
estimate 見積もる
verb 動詞
ratio 比率
stem 幹
glasses 眼鏡
などと品詞ごとにまとまっていた方が覚えやすいくないですか?。
ターゲットではそういう分類がされているんです。
しかも難易度ごとになっているので、どの単語がどのくらい重要なのかが分かりやすいのです。
これだと非常に効率よく覚えていけるんですよね。
単語の使い方が分かる
動詞のみは分かっても、使われ方が分からない!
こんなことありません?
associate 連想する
意味は分かるが、これを使った穴埋め問題が出たらどうでしょう
We must be able to associate a word’s sound (to/ for/ with/ on) its meaning.
どれが正しいか自信を持って即答できますか?
単語の意味ばっかり覚えるのもいいですが、TOEICでいいスコアをとりたいのなら、
単語がどのような使われ方をするのか、というところまで知っておきたいです。
ターゲットはこの辺完璧です。
こんな感じで一緒に使われる前置詞や単語が書かれているのと、例文が載っているので、
1ページで意味、使い方、例文全てが分かるようになっているのが素晴らしいです!
効率よく単語を覚えるために
・1日30~50語勉強しましょう。(自分にちょうどいい量でOK)
・翌日、前日の30~50語を復習します。そこで覚えていなかった単語にマーク。
それからその日の分の新しい単語を勉強する
※これを月曜から金曜まで繰り返しやる。
・その週にやった単語を1通り復習する。
・覚えていなかった単語はメモ張、ノートなどに書き留める。
・メモ帳、ノートに書き込んだ単語を復習する
・ノートにメモした単語を復習する。
・新しい単語を勉強する
・翌日、前日の30~50語+ノートの単語を復習。
それからその日の分の新しい単語を勉強する
これを繰り返して継続するのが私的には最も効率的だと思います。
毎日復習する必要がある+どんどん復習量が増えていくので、
1日にやる単語量は無理のないように設定してくださいね。
目標を高く掲げるのは大変立派ですが、途中で挫折してしまっては元も子もありません。
焦らず勉強していきましょう。
語彙力というのはやればやるだけ積みあがっていきます。どれだけペースが遅くても、
やめない限りは確実に伸びていきます。
ピラミッドのようにどっしりとした基礎を単語帳で築き上げれば、
先の学習に役立つこと間違いなしなので、どれだけ時間がかかっても良いです。
Slowly but surely.
という言い回しが英語にはあります。
歩みがゆっくりであろうと、確実に前には進みます。
自分のペースで単語勉強。頑張りましょう!